サービスステーション
所長
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学生時代の思い出
2024年春。セルフ花園町店の所長になったK.H.さん。新卒で入社して、岐阜日石一筋で歩み続けるその道のりと、これからの想いをお聞きしました。
– まずは幼少の頃から教えていただきたいと思いますが、どんな少年だったのですか?
「私は岐阜市で生まれ育ちました。親の薦めで小学校4年生から空手を始めて、中学3年生まで続けました。スポーツは幼い頃から得意でしたね。」
– 空手ですか!?かっこいいですね。
「はい。ところが、中学3年生の時に、ある高校でラグビーのスポーツ推薦枠があることを先生から聞き、高校ではラグビーの道に進むことになりました。」
– スポーツ推薦はすごいですね。球技や団体競技への転向に不安はなかったですか?
「ラグビー部は非常に厳しくて、1年生の時はついていくのに必死でしたけど、何とか3年間完走することができました。空手は個人競技ですが、ラグビーはチームプレーが大切ですし、当時は家族よりもチームメイトと一緒にいる時間の方が長かったので、そこでコミュニケーションの大切さを学ぶことができましたね。」
新入社員時代
– 岐阜日石への入社のきっかけは何だったのでしょうか?
「高校では自動車科で自動車のことを中心に勉強をしていました。将来は自動車に関わる仕事をしたいと考えていたところ、岐阜日石が自社の整備工場を持っていることを知り、求人に応募したことが入社のきっかけです。」
– 入社後はどのような仕事をされたのでしょうか?
「まずは岐阜市内のサービスステーションに配属となりました。実は、入社前は社会人のハードルを甘く見ていて、”何とかなるだろう”と思っていたんですよね。でも、現実はなかなか大変で…。毎日四苦八苦していましたね 笑。」
「それでも、上司や先輩から給油や洗車、接客など基本的な業務を教えていただきながら、一つ一つ身につけていきました。何年か経って、ようやく仕事の要領が分かってきた感じでしたね。その頃、”主任”の役職をいただき、会社から頑張りを評価していただけたと思い、嬉しかったですね。」
– 一番得意な業務は何だったのですか?
「やはり自動車科を出ているので、ピットに入って作業することは好きでしたね。」
成功体験の記憶
– これまでのキャリアで印象に残っているエピソードを教えてください。
「もう10年以上前の話ですが、ENEOSさんがエアコンのフィルターを売り出す時期がありまして。その時に来店されたお客様に必死にフィルター交換を提案させていただいて、結果として全国で上位入賞できたことは今でも印象に残っていますね。」
– 全国上位入賞ですか!?何を意識して取り組まれたのですか?
「エアコンフィルターって普段は目につかないので、お客様からは汚れているかわからないのです。見せていただくにあたり、お客様のお時間も頂戴することになりますが、交換をすることで快適なカーライフをご提供できることになりますので、まずはフィルター確認のご提案をしてみることを大切にしました。何事も”やってみる”ことが大切だと、その入賞から学ぶことができましたね。」
– 現在の仕事にも繋がっていることもありますか?
「現在はマネジメントをする側になりましたけれども、やはり洗車ですとか、オイルやバッテリー交換などはお客様へのちょっとしたお声掛けで変わってくるんですよね。そのあたりをスタッフにも自分の体験を共有しながら、チームとして取り組んでいます。」
そして、所長へ
– 今年4月に所長に昇格された時はどんなお気持ちだったのでしょうか?
「30代に入ってから、自分も所長になりたいという思いが芽生えてきていたので、純粋に嬉しかったですね。ただ、春先は張り切りすぎて、お店を回すことに精一杯になってしまって…。夏前ごろから少しづつ周りを見ることもできるようになってきました。」
– 所長として大切にしているモットーを教えてください。
「とにかく、会社にもスタッフにも安心してもらえるように..."服部だったらお店を任せても大丈夫だ"と思ってもらえるようになることです。売上や収益はもちろんですが、細かい業務や本社への報告事項、お客様対応など、基本的な事をきっちりとこなしていく。その積み重ねが、安心感や信頼に繋がっていくと信じています。」
– 所長としてのやりがいはどんなところにあるのでしょうか?
「やはり、スタッフ全員が頑張ってくれて、お店の売り上げが上がった時ですね。ここ花園店の強みは、スタッフが一致団結しているところなんです。高校時代にラグビーをしていましたが、気持ち的にはスクラムを組んで前に進んでいくような。」
「例えば大きい目標があって、”これをやろう!” と皆に伝えると、”頑張りましょう!” と前向きに言ってくれることの方が多いですね。そのような毎日にやりがいを感じていますよ。」
今後のビジョン
– 今後のビジョンを教えてください。
「自分も上司や先輩からそうしていただいたように、もっとスタッフの皆さんの成長を支援して、主任や係長、マネージャーになってもらいたいと思いますね。それが、お客様満足度の向上に繋がり、お店の成長へも繋がると信じています。」
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インタビュー中も和かな表情でスタッフさんと会話をするK.H.所長。
職場の雰囲気を良くするために、コミュニケーションを大切にしているその背景には、高校時代に夢中になったラグビーの経験があるからかもしれません。
「スクラムを組み、前へ。」
K.H.所長のリーダーシップの原点を知るインタビューとなりました。